この記事は先週末に超久しぶりに思い立って整理し始めたのですが、証券会社がメンテナンスでポジの状況が確認できずにちょっと待ったら忘れていて、すぐに一週間。
先週もFXも株も動きが激しくて、準備が手遅れになりそうです。
とりあえず、今後に向けて急ぎでやることは以下3点
- 項目①お宝ポジ作戦 ⇒ 項目④FXの長期スイング作戦にシフト
- ①の長期ほったらかし建玉で評価損益が2年前比で525万⇒▲251万に減
- 下がったら買いだが、タイミングを見て決済する作戦へ移行する
(スワップも下がったので、ほったらかしの利益が減ったようだ)
- 項目⑤ FXの短期裁量取引 ⇒ もう少し追求
- 8月になって2週間くらいデイトレーダーしてました。
最初の1週間はちょっとプラス、次の1週間は大きくマイナス(といっても▲30万)
正直、ロットが小さいうちに負けることができて良かった感あり - FXの値動きの力学的なものを体感した感じ、ポジションの偏りと値動きをもう少し追求してみる
- 結果として④に収束するかもしれないけど
- 8月になって2週間くらいデイトレーダーしてました。
- 項目⑥ 高配当株 ⇒ 大幅下落時に迷わず突入する準備
- 現状の思いつきポジを整理してポジ縮小
- お祈り:多少思いのフィルC、丸順は早めに花開いてくれ
- 思いつきのポジは地合いの良い日に思い切って損切り
- 下がったら買いだと思える高配当株をリストアップしておく
- 8/7の日経の記事(長短金利差で株危ない話)を見て、要準備と思っていたら先週起きてしまったので急ごう
- 現状の思いつきポジを整理してポジ縮小
後は、ブログに関して言えば、
- きちんと書こうと思うと時間がかかるが、最近の世の中の動きが速いのでもったいない
- FXのことを書いていたら他のことが書きにくくなったので、他のことも気軽に書いてみることにする
以降は、先週の書いたことだが、はるきち自身の考えたことのメモとして残してます
例によってだらだら長くなってしまったので要注意
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結局今回も、お金(株とFX)ですが、経済の曲がり角のように感じることが多く、自分の考えを確認しておくべき時期と思っています。
実際に確認してみたら思ったより評価損が大きくて、やって良かった。
現状振り返り&考えていること
去年の11/18にこの記事で、下図の整理をしていました。緑が2017年9月の計画、黄色が2018年11月の追記、赤が今回の追記です。
今後の方針
詳細は、後から個別に要点からいくと、
- ①お宝ポジション作戦 ⇒ 現状維持&④にシフト
- 状況&認識
- AUDJPY、NZDJPY、USDJPY、CADJPY、CNYJPY、ZARJPYを保有
- 評価損益:▲250万円、累積スワップ益:320万円、スワップ:1800円/日
- 円高基調で評価損増大、スワップ金利低下で買ってほっとくの魅力低下
- 今後
- ZARJPYはタイミングを見て決済、他は将来の円安への備えとして維持
- 外貨下落(円高)はポジション追加のチャンスだが、それは④枠で実施する
- 状況&認識
- ②業者間スワップ鞘取り ⇒ 当面、様子見
- 状況&認識
- スワップ金利低下で鞘も縮小傾向で、現在は、DMM.com証券でEURNZD買、EURUSD売、NZDUSD買の3角のスワップ鞘取りのポジションのみ
- 3年間で150万の益で余裕資金の活用先としてはよかった。他は評価損を抱えることになったが、細かいオペミスでの損失はあったが大きな損はなかった。
- 今後
- 鞘が良い組み合わせはいくつかあるが、すぐに変動する傾向もあり、当面は様子見。
- 状況&認識
- ③トラリピ系 ⇒ 様子見
- 状況&認識
- マネースクエアとマネーパートナーの2社で実施
- 去年の9月~11月にかけて、AUDJPY、NZDJPY、NZDUSD、CADJPYを設定
- 直近のクロス円下落で設定レンジの下限に達してしまった通貨ペア有
- 直近まで、決済益が評価損を多少上回るくらいで推移してきたが、今は評価損が大きい
- 今後
- 一部は設定レンジを外れてしまったが、立て直しや追加は為替の動向を確認してから
- 現行建玉の損切り判断は先送り(証拠金は余裕あり)
- 状況&認識
- ④うねり取り手法のFXへの応用(長期スイング) ⇒ 現在未実施で、方法を検討する
- 今後
- クロス円の下落時には有利なポジションを取れるはずなので、そのタイミングを逃さない準備をしておく
- 買って放置ではなく、利確のタイミングは想定しておく。
(①で評価益を利確しないて放置して評価損となった反省)
- 今後
- ⑤裁量FX ⇒ もう少し実践&突き詰める
- 状況
- ここ2週間くらいで準備&デイトレードを実施
- 最初ボロボロ ⇒ 少し本やブログでお勉強 ⇒ 偶然少し勝つ ⇒ ここ数日の大きな下落で30万くらい損を出す
- 早めにこういった暴力的な下落に遭遇して良かった。
- FX市場のプレイヤーや動きの原則の理解が深まった。
この本が良かった「インターバンク流FXデイトレ教本」小林芳彦[著]
- 今後
- 遊び的にしない(ギャンブル好きなためか楽しい感覚があり自制)
- トレード自体に時間をかけすぎない(ずっとチャートを見てるようにはしない)
- 資金管理、リスク管理は徹底
- 状況
- ⑥株投資 ⇒ 高配当株のポートフォリオを構築する準備実施
- 状況
- 思いつき投資が続いている
- 現状の持ち株は大きい順に、丸順、フィルカンパニー、ワークマン、パナソニック、パーク24、モノタロウ・・・・・・、上位2社で6割くらいを占める
- 評価損:250万程度(米国株含む)
- 上昇し続ける米国ダウ平均について漠然とそろそろ危ないのかもと思っていたが、「高リスク資産、避けるマネー 新興国、低格付け債に売り(日経新聞8/7朝刊)」を見て思い出す。
- 今後
- 下落があった際に、買いに入れる準備(気持ち、お金、候補銘柄)をする
- キャッシュ化(現状ポートフォリオの縮小)
- 高配当ポートフォリオの候補銘柄
- 現状のポートフォリオで丸順とフィルカンパニーは、早めに花開いてくれるように祈る。
- 下落があった際に、買いに入れる準備(気持ち、お金、候補銘柄)をする
- 状況
おまけ:FX取引の個別状況
①お宝ポジション作戦
2年前の目論見は、2008年のリーマンショック後に建てた豪ドル、NZドルのポジションを中核に積み増して、お宝ポジションとしてほったらかしにする。50万/年のスワップを獲得との予定でした。
現在の状況は下図の通りです。スワップは累計約320万/年額約65万円ほどありますが、評価損が約250万円となっていました。USDJPY、CADJPY、CNYJPYは、下がってきたと思って値ごろ感で追加しました。最近の中国元の切り下げで大きく評価損となりました。

2019年8月のポジション状況
今後ですが、以下の方針。
- 当面お宝ポジションとしての買い増しはせず、⑤の長期スイングを検討
- 南アフリカランドはレートの戻しがあれば決済、他のポジションは維持
実は昨日、楽天証券で持っていた豪ドル円:9万、NZドル円:2万を決済しました。決済益でしたが、一時期より大幅に減っていました。
ほぼ2年前の記事の際に整理した状況を再掲しました。

2017年10月のポジション状況
当時は、500万の評価益でお宝と思っていましたが、今は評価損です。また、スワップ金利が下がってきていることもあり、今後の追加は⑤の長期スイング(良いタイミングで決済していく)で考えます。
個人的には、長期的な円の下落リスクがあると思っているのが、南アフリカランド円以外は維持としている理由です。
②業者間スワップ鞘取り
こちらの記事「スワップ鞘取り:必要証拠金試算結果 ~過去約12年のレート変動から」で紹介したスワップ鞘取りですが、現在は状況が良くないです。低金利時代のためかスワップ金利が低くなっており、鞘を狙っているのですが鞘も必然的に小さくなってきて、良い通貨ペアの組み合わせが少ない&鞘の縮小が早い、となっています。
方針としては、静観ですが縮小ということになります。
今現在は、DMM.com証券でEURNZD買、EURUSD売、NZDUSD買の3角のスワップ鞘取りのみが残っています。同一業者内での3角ポジションは、口座凍結に繋がるという噂もあり、DMM.com証券での他の取引に紛れて少額でやっているのみなので、益も小さいです。
3角ポジションは評価損益が業者内で相殺されるため、証拠金移動の手間がないのが利点です。欠点は、マイナー通貨と3通貨ペアでスプレッド負担が大きいこと、鞘が3通貨ペアに依存するので確認が手間です。
この3年間の記録を見ると、利益(スワップ鞘から売買コストを引いた)が約150万円程度でした。大きな利益ではありませんが、他の手法が評価損を抱えている状況からすると余裕資金の運用先としては良かったです。スワップ金利状況が好転すれば再開します。
③トラリピ系取引
直近で状況確認したところが以下の結果。
一時期マイブームが来てかなり徹底的にバックテストをしておいしいレンジ設定を実行した。だが、結構その下限に来ている。微妙に引っかかっているものもあるがレンジアウトしてしまっているのも分かった。
証拠金は余裕をもって積んでいるので、ロスカットの心配まではないが収益について寒い状況であった。
ほったらかし方針+関心低下もあって、気が付いていなかった。付け焼刃で、M2JのCADJPYのみ追加設定した。
当面は他に急ぎたいこともあるので、レートがレンジ内に戻ることを期待してほっておくことにする。
終わりに
冒頭に結論的なことは書いてしまったので、特にないのだが。
直近に⑤FX裁量取引に入るようなデイトレードをしてみて体感したのは、景気も曲がり角なんだということ。はるきちのゆったり&ほったらかしFXに対しては、次のような影響がありそうです。
- 円高となってきました。もしかしたら、さらに進むかもしれない。
- 米ドル円、クロス円がほとんど下落してきています。
- はるきちのポジションの中心となってきていた、高金利通貨(豪ドル、NZドル、南アフリカランド)は今後も下落するような雰囲気がある
- 低金利の時代となって、スワップのうま味が減っている。
お宝ポジが太って、スワップが1日1万円なんて夢を見ていましたが、評価益が数百万も減ってしまったところを見ると、タイミングを見て決済する方が良かったなぁと思ったり。
ゆったりはいいが、ほったらかしはダメかも。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
はるきち