ゆったりFXでどれだけ稼げる実験 ~トラリピ編(2週目)&FXポジション全体を再確認

記事「ゆったりFXでどれだけ稼げる?そして必要資金は? ~トラリピとループイフダンでの実験開始」で開始した自動売買取引での実験君の状況です。

今週の状況ですが、新規約定はありましたが決済取引は無しでした。
そのためということでもないのですが、FX取引全体の収益状況もまとめてみました。

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トラリピ系活動状況(先週の損益)

先週の損益状況は、△31円、決済はトラリピもループイフダンで0回でした。

決済無しは寂しいですが、ポジション自体は9.2万⇒10.7万に増加していますので、いずれ決済取引になる方向の風も吹くと期待しています。

実験君の目的からの確認

以下2点を1年間かけて検証することにしてます。

  • 疑問1:トラリピ系でどれだけ稼げるのか?そのための必要資金は?
  • 疑問2:マネースクエアジャパン(トラリピ)とアイネット証券(ループイフダン)でどちらが稼いでくれるのか?

疑問1「どれだけ稼げるのか?」での確認

現在、証拠金はM2Jさんに約700万円、アイネット証券さん約130万円入れています。
2週目での年間収益と年間利回りです。

  • 2週目の結果から
    • 年間収益 1,670円÷2×52週=43,420円
    • 年間利回り 43,420円÷830万円=0.52%

とりあえず、今後に期待としか言えません。

疑問2「トラリピかループイフダンか?」での確認

EURUSDは、トラリピとループイフダンの設定を近い形にしています。

第2週まで累積で、トラリピ:-153円 ループイフダン:667円 です。

こちらもまだまだ2週目ですので、1年間継続してみていきたいと思います。

実験君の設定&そもそもなんでやっているか?

トラリピとループイフダンの設定とその考え方などの詳細は元記事「ゆったりFXでどれだけ稼げる?そして必要資金は? ~トラリピとループイフダンでの実験開始」を確認していただくとして、以下の考えでやっています。

  • 動機:
    役職定年まで1.5年。働いている(多少はリスクを取れる)間に、トラリピのゆったりFX設定でどの程度稼げるのか確認してみたい
  • ゆったりFXって
    ロスカットを避ける設定(2002年4月来の最低価格までは維持可能な設定)と証拠金を用意して、ゆったりモードで高見の見物の予定
  • 検証項目は、
    • 疑問1:トラリピ系でどれだけ稼げるのか?そのための必要資金は?
    • 疑問2:マネースクエアジャパン(トラリピ)とアイネット証券(ループイフダン)でどちらが稼いでくれるのか?

FX投資全体を再確認

そもそもの目的からすると、トラリピ系だけでなくFX投資全体を確認した方が良いので確認してみました。正直、お宝ポジション分は最近は放置しっぱなしです。そんなに忙しく確認しなくて良いのがゆったりFXの良いところだと思っています。

ゆったりFX投資は、今のところ次の3本立てでやってます。

  • 自動売買
    トラリピとループイフダンを、ロスカットを避ける設定(2002年4月来の最低価格までは維持可能な設定)と証拠金を用意してゆったりモードで運用
  • スワップ鞘取り
    為替レートに寄らず可能な低リスクな運用手段。設定&打ち切りの自由度が高いので余裕資金を投入していく
  • お宝ポジション構築
    基本的に為替レートが下がった際に出動し長期保有可能なポジションを構築する

全体の先週損益

一応、年換算は試算しますが1~2週間の結果です。半年後や1年後を見て検証していきます。

  • 自動売買の確定損益(決済損益+スワップ)
    • 先週:△31円
    • 9月26日~:1,670円  ⇒ 年換算:43,420円
  • スワップ鞘取りの確定損益(スワップ分)
    • 先週:+5,950円  ⇒ 年換算:309,400円
  • お宝ポジション構築の確定損益(スワップ分)
    • 先週:+10,055円 ⇒ 年換算:522,860円

スワップ鞘取りの状況

スワップ鞘取りにの良いところは、「比較的低リスクであること」と「設定と打ち切りがしやすいところ」だと思っています。他の2手段、自動売買(トラリピやループイフダン)やお宝ポジション構築は、ポジションを追加に合った為替相場の状況が必要ですので、割と「待つ」も重要です。待っている余裕資金を回す方法として、スワップ鞘取りを今後も使っていく予定です。

現状は、AUDJPYで売買50万単位のセットでポジションを組んでいます。証拠金は1000万円程度入れており、今のまま1年維持できれば約3%程度での利回りです。

お宝ポジション構築の状況

はるきちのお宝ポジションの核は、運よくFX投資を2008年の暴落時に始めることができたことにあります。インヴァスト証券と楽天証券(当時Foreland FX:スワップ高なFX会社でした)のAUDJPYとNZDJPYのポジションが、それに相当します。

そうすると10年に一回程度しか買出動できないのかというとそうとも言えません。デイトレードの真似事のような失敗も経験し、自分には長期でタイミング良くポジションを持つ方が向いていると考えてからは、為替の下落局面(円高傾向)でポジションを追加してきました。
また、AUDUSDやNZDUSDのポジションは、2015年から米ドル高傾向を見て追加しました。意識をしていればそのタイミングはあります。こちらの記事「ゆったりFX投資の実践に向けて ~為替レート変動の確認」でも為替変動と買タイミングについて確認しています。

このお宝ポジション作戦の課題ですが、評価益がかなり積みあがりましたが、今は決済して益出しするところの考え方がありません。恐らくタイミング良く決済していく方が効率は良くなるはずです。ただ、決済して益出しすると税金も払わなくてはいけないので、躊躇して放置という状況です。

追々、お宝ポジション作戦について、ポジション追加と決済タイミングについて自分なりの再整理をしたいと思っています。

SBI証券では、証拠金に代用有価証券(保有現物株)の制度があるため使い始めました。はるきちのような長期でポジションを持ち、売買頻度が高くない方にはお薦めできます。

現状ポジション(スワップ鞘取りとお宝ポジション構築)からは、週に1.5万円程度のスワップ益が生じていることがわかりました。過去には1日1万円まで持っていきたいと思ってましたが、全体的に低金利となっていますので難しそうです。

今回は、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

はるきち

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※各社でのポジションは、次の通りです。