夏休みを利用してFXの裁量取引を始めて「夏休みFXデイトレーダー」状態のではるきちです。
何の手法もなくチャートを見て上がっちゃいそう・・・いそいそとエントリーしたとたんに急落といった「FXあるある状態」ですが、先人の皆さんのBlogやyoutubeや書籍を見て、ポジションの偏りをトレードに利用したいと思うようになりました。
昨日、ふと思いついたエントリを実行、参考用にその後のポンド円のレートとポジション変動を記録していたところ急落からの大花火に遭遇しました。ポジションの変動も記録できたのでパラパラ動画にしました。
FXの急変動の怖さとレート変動と並行してポジションが動く様子を確認できました。
ポン円の急変動&ポジ変動の動画
記録は、緑枠の期間のスクリーンショット50枚です。ちょうど、急落の始まりから打ち上げ花火のような暴騰まで収集することができました。
レートとポジ状況の変化を見るためパワポでパラパラめくっていたのですが、はるきち的には面白かったのでぱらぱら動画化しました。
記録の仕様は以下の通りです。
- レート&ポジション観察期間
- 2019/08/20 14時52分 ~ 2019/08/21 0時18分
- レート&ポジションデータ
Thanks to Oanda & Metatrader4.- レート: Oanda Japan https://www.oanda.jp/
- ポジションデータ:Oanda オーダーブックhttps://www.oanda.jp/lab-education/oanda_lab/oanda_rab/open_position/?key=GBPJPY
- チャート表示は MetaTrader4 のチャート
- その他
- 右上に赤字でスクリーンショットの時刻、左上にOandaオーダーブックのデータ配信時刻があります。
Oandaの時刻には時差がありますが、MT4の設定のためかも - Oandaのポジション情報更新が5分間隔なので、動画の前半はほぼ5分間隔。後半は、疲れたり、もう終わったと思ったり、食事に出かけたりしたので不定期です。
- 夏休みFXトレーダーのはるきちが適当に引いたラインやトレードの残骸がありますが、気にしないでください。
- 右上に赤字でスクリーンショットの時刻、左上にOandaオーダーブックのデータ配信時刻があります。
とりあえず実感したこと
夏休みのにわかデイトレーダーですが、急落急騰にも遭遇していろいろ実感しています。
この日は、ずるずる落ちていくポンド円を見ていて
落ちるナイフを掴むな を実感
初心者が適当に引いたラインですが、そこではモミモミが始まって下げ止まったように見えました。止まると底値で買えそうとポジってしまいますが、恐らくポジが溜まったところで下落が始まります。そしてポジの損切りを巻き込んで勢いよく下げていく。
はるきちのような初心者のポジは、インターバンクやヘッジファンドのトレーダーからすると上昇下落の燃料のようなものなんだと実感。
モミモミするとポジションが溜まる を実感
今回は30分足のチャートなので、揉んでるところがわかりにくかもしれませんが、レートが停滞するとそこにポジションが積みあがっていきます。
本を読むとレジサポ転換とか三角持ち合いからのブレークとか書いてあるのですが、実際にそこにポジションが積みあがっているのを見て実感。
FXは危険 を実感
最後の花火ですが、本当に一瞬で吹き上がりました。伊首相の辞任意向とのニュースがあったらしいのですが理由は良くわかりません。指標での動きとか時間が決まっていればポジ縮小とかもできると思いますが、最近はトランプ砲とかも不定期で飛んでくるので大変です。
花火前後のOandaオープンオーダーのBefore-Afterが以下の通りです。

花火前のチャート&オーダー状況(20190820 22:56)

花火後のチャート&オーダー状況(20190820 23:02)
花火が打ちあがった128.6~129.6くらいの注文が焼け野原です。ストップロスの逆指値はもちろんのこと、売の指値も巻き込まれて、OCOで入れていれば約定した直後にストップロスにかかって損切りさせられて燃料化しているのではないでしょうか。
資金管理とストップロス(効くかわからんが)が重要と再認識。
おわりに
冒頭にも書きましたが、夏休みデイトレーダーでの経験は新鮮でした。まさに、買うと下がる、売ると上がる。本当に見てるのかと思うほど逆に動きます。
また落ちるナイフの局面では、買う気力が失せるほど、無限に売られるのではないかと思うほど執拗に売られます。
「神の見えざる手」ではないですが、どこかで見ながらいいようにやられているような感覚すら覚えました。
多少なりともインサイダー側の知識がないと裁量トレードは手が出せないのかなと思いながらいましたが、この本を見てトレーダーの思考ややり口というものにとっかかりができました。JFXの小林芳彦氏の著書で「インターバンク流FXデイトレ教本」という書籍です。
買って届いてまず開いたところにある文言「ロングのやつらを引きずりおろせ」と「挿絵」を見て、知りたかったのはこんなことだよと思いました。
写真は年季が入っているように見えますがAmazonで中古本で買ったためです。
小林さんすみません、買って良かったです。Twitterも参考にしており感謝です、そのうち余裕ができたらJFXでも取引してみます。
この本がポジションの偏りにすごく関心を持ったきっかけです。まだ何者にもなっていませんが、もう少し追求する予定です。
はるきち