くるくるワイド実験ノート(15週目)

最近読んだ「くるくるワイド投資術」という投資法を実験的にやってみています。経験が重要そうなので、ノートに記録&作戦を考えながら進めます。

くるくるワイドは、こちらのブログ「美味しいスワップの受け取り方」の魚屋さんという方の著書&投資法です。

初期設定については記事の後半&設定時の状況はこちら

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今週の状況

新型肺炎の影響か、豪ドル円は大きく逆行(下落)しました。

ということで15週目の入り口です。

チャートを見ると一瞬落ち着いた感はありますが、豪ドル円はまだまだ掘りそうな感じもあります。豪ドルにとっては、中国での拡大は収まってきたというのがプラス要素なのだと思いますが、週初にさっそく米国の緊急利下げ第二弾が来ました。緊急事態であることに変わりはないようです。

積極的に逆行(下落)と戦うというよりも、耐える&お祈りモードになってしまっていて、反省要なのですがヘッジトレードの余力もなく手が出ません。

振り返り@20200316

20200316時点の損益は、確定損益:72,679円 評価損益:▲513,000円 総計:▲440,321円

日足チャートです。先週に一気に逆行(下落)して64円近くまで行った後は、少し落ち着いているようです。ただ、今朝も危ない感じがいっぱいでした。

先週、大幅逆行に対するゴールやトラップの見直しをしたところですが、ほとんどヘッジTをやる余力がない状況です。今は、66.7円以下になると、下落に対しての攻撃力がまったくない状況です。ですが、複利順行(現実的)の損切り目安にしている64円を切らない限りは現状設定のまま回復待ちをしてみようかと思います。

ただ、この対応は「くるくるワイド」本来の考え方通りではありません。
ヘッジトレードで、下落を追っかけて売っていくようなやり方に苦手意識があるためで、逃げの対応となってしまっています。

AUDJPYチャート 日足@20200316

前回振り返り以降の(0309-0316)のトレードは、以下の通り。確定損益にはスワップを含みます。
・トラップ 新規売 36件 決済買 36件 確定損益:17,408円
・ヘッジT 新規売 2件(6000通貨) 決済買 2件(6000通貨) 確定損益:▲2,706円
・複利順行 新規買 4件(5100通貨) 決済売 1件(5000通貨) 確定損益:▲23,058円

の81件です。

件数の多い週でした。

トラップはよく稼働していますが、現状はトラップ先端(67.2⇒66.7)よりも下落してしまっているので、今は空です。直ぐに見直していくべきなんでしょうが、マネパの連続予約注文が手間という”言い訳”で64円までは放置予定です。

結構積み上げてきた複利順行ですが、ストップにかかってしまいほとんど失ってしまいました。反省点としては、くるくるワイド本来では、攻撃的複利、現実的複利、非現実的複利の3レベルのストップに振り分けて設置していくべきところを、当初スタート後に順行(上昇)が続いたため、攻撃的複利に偏って建てていました。

こういった超絶逆行(下落)に会ってみると、複利順行は3つをバランス良くが大切ということになります。

損益状況

20200316時点の損益は、確定損益:72,679円 評価損益:▲513,000円 総計:▲440,321円

損益状況とレート推移グラフ(損益は利用口座(マネパ、FXTF)の現時点の数字)

豪ドル円の逆行(下落)が止まらないため、評価損もどんどん下落中です。

資金&ポジション状況

先ほど、最後の余力を使って複利順行を2件(3100通貨)建てました。戻った際の利益拡大を狙っています。
ただ、現状は下落に戦う余力がないので、少しでも戻したところで節目を感じたら複利順行を決済⇒ピンポンで戦うという作戦が唯一の手段です。

資金状況

ポジション&トレード状況(直近のポジ’&トレードに限定)

今後に向けて

現状のトラップの先端は(新規売67.2⇒決済買66.7)です。書いているところで、豪ドル円65.8円なので、今は逆行(下落)に対する攻撃力がゼロです。

くるくるワイドの本来の逆行(下落)に対してヘッジトレードとトラップで積極的に戦うができてなく、耐える&祈る状態なのですが、64円を切るまでは今の対応で行こうと思っています。

64円を切ってしまったら、再度、ゴール、トラップ設定の見直しです。
その際には、「トラップを軽くしてヘッジトレード余力を創出 ⇒ 下落にヘッジトレードで戦う」が本来の姿だとは思うので、その形を考えてみます。

初期設定

初期設定リスト

初期設定項目ですが、以下の通りにしました。
豪ドル円は、ずっと取引していて慣れているということもありますが、8月を底に反転してきている想定です。ちょっと下げて上がるといいなという感じでした。

  • 通貨ペア:豪ドル円(AUDJPY)
  • 方向:  ロング
  • 本体通貨量:60,000
  • 本体建値: 74.0
  • ゴール:  80.0
  • レンジ幅: 6.0
  • トラップ
    • 通貨量:  1,000
    • トラップ幅:0.1
    • 利確幅:  0.5
  • 複利(順行ロング)ストップ
    • 攻撃的:  69.5
    • 現実的:  68.0
    • 非現実的: 55.0 ← 2020年1月に非現実的で建てないで73.5の接近ストップで行く方針とした。資金管理表の非現実的の枠をそれで利用している。
  • 複利(固定ショート)ストップ:77.0 ←2019年12月末に想定のレジスタンスラインを超えてきたので、76.3円⇒77.0円に変更

最大損失&必要資金

AUDJPYのリーマンショック時の最安値:約55円を想定した場合、本体のロング(74円、6万通貨)の最大損失は、(74ー55)×60,000=1,140,000円です。

証拠金分も含めて、ざっくり200万円入れて運用開始します。