くるくるワイド実験ノート(14週目)

最近読んだ「くるくるワイド投資術」という投資法を実験的にやってみています。経験が重要そうなので、ノートに記録&作戦を考えながら進めます。

くるくるワイドは、こちらのブログ「美味しいスワップの受け取り方」の魚屋さんという方の著書&投資法です。

初期設定については記事の後半&設定時の状況はこちら

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今週の状況

新型肺炎の影響か、豪ドル円は大きく逆行(下落)しました。

ということで14週目の入り口ですが、13週目の振り返りを飛ばしてしまいました。自分でも「大きく逆行したらヘッジトレードを頑張るしかない」と書いていて、当初は戻りの上げで売って下がって買戻しというパターンでうまくいっていたのですが、戻り待ちをしているうちに一気に下落してしまって、戻るの待つしかないかという気持ちになったところで、どんどん下落をし続けてしまいました。

振り返り@20200308

20200308時点の損益は、確定損益:81,045円 評価損益:▲244,842円 総計:▲163,797円

チャートですが、日足、月足の順に並べました。

AUDJPYチャート 日足@20200308

この2週間は、ひたすら逆行という記憶しかなく、チャートを見て振り返ると一気に逆行のあと、このところ70円前後で揉み合いになっていましたが、先週末に揉み合いのレンジを抜けてきてしまったような感じもあり、もう一段の下落があるのかもしれないです。

AUDJPYチャート 月足@20200308

月足で見ると2009年来の安値ですね。その際の下落の様子からすれば、まだまだというか月次ベースでみると、このくらいのペースでの下げは、あり得る範疇ですね。

この一週間は、ほとんど下落を見ているだけに終始してしまったので、強制的にヘッジトレードをやっていくという気持ちが必要そうです。

前回振り返り以降の(0224-0308)のトレードは、以下の通り。確定損益にはスワップを含みます。
・トラップ 新規売 0件 決済買 13件 確定損益:5,979円
・ヘッジT 新規売 3件(57000通貨) 決済買 5件(84000通貨) 確定損益:11,690円
・複利順行 新規買 2件(3500通貨) 決済売 7件(7800通貨) 確定損益:▲29,864円

の30件です。

トラップは、設定してあったレンジを下抜けてしまったのに放置。

ヘッジTは、塩漬けから復活当初は、戻って売が下げて買戻しのパターンが3回ほどうまくいっていました。結構やれているななんて思ったのもつかの間、一気に下げていって指値で戻り待ちの売注文を入れていたこともあり、しばらく待とうと思っているうちに入りずらくなる感じで下げてしまいました。

複利順行は、過去の下落時に接近戦的に近いストップ(69.5円)で建てていた分が全部切られました。

現在のところ買ポジ65,000通貨、売ポジ 0通貨です。

くるくるワイド本では、一日4回のトレードを義務付け的なことが書いてあるのですが、そのくらいの気持ちで売っていかないと塩漬け懸念で待ってしまうようです。
書籍には、ヘッジTの塩漬けはいい状態(ゴールに向かっているということ)というようなことが書かれていましたが、そのくらい気持ちでいかないとダメですね。反省です。

損益状況

20200308時点の損益は、確定損益:81,045円 評価損益:▲244,842円 総計:▲163,797円

損益状況とレート推移グラフ(損益は利用口座(マネパ、FXTF)の現時点の数字)

このところ、プラスを維持していた損益の総計も一気にマイナスです。

資金&ポジション状況

ヘッジTは、戻り待ち注文の状況で止まっています。余裕額は167,081円ありますが、ヘッジTの可能通貨量で評価すると1.78万通貨です。これまでだいたい2.7万通貨分ヘッジTができていたので、逆行は全力で追いかけないととにかくダメですね。

資金状況

ポジション&トレード状況(直近のポジ’&トレードに限定)

今後に向けて

現在、仮想建値が73.2円ですが現在価格の69.95円は約3.3円下落で、当初の想定レート6円(74円⇒80円)の半分の3円以上の下落になりました。そうなるとトラップ幅を再設定&ゴールも引き上げる対応が必要になるのでした。

トラップ幅は、 3.3円÷(6万通貨÷2)= 11銭 に広げる。
ゴールは、73.2円+3.3円 = 76.5円 となる形です。

ただ、月曜日の豪ドル円の状況を確認して、トラップもヘッジTも再出発させます。

前回書いた以下の作戦はその通りなのですが、特にヘッジTで逆行を追いかけて行くのは、言うは易し、実行は難しでした。

  • 大きく下落したら、
    • ①-1 塩漬けヘッジTの復活を待って頑張る
    • ①-2 余力を活用して複利順行を建てる
  • 大きく上昇したら、
    • ②-1 利益の出ている複利順行を決済してピンポンしてみる
    • ②-2 チャート的節目の76円まで来たら、確定益をかき集めて複利固定Pを建てる
  • レンジ的動きなら、
    • ③-1 レンジ上限に見えている74.4円で利益の出ている複利順行を決済してピンポンしてみる
    • ③-2 見守る

初期設定

初期設定リスト

初期設定項目ですが、以下の通りにしました。
豪ドル円は、ずっと取引していて慣れているということもありますが、8月を底に反転してきている想定です。ちょっと下げて上がるといいなという感じでした。

  • 通貨ペア:豪ドル円(AUDJPY)
  • 方向:  ロング
  • 本体通貨量:60,000
  • 本体建値: 74.0
  • ゴール:  80.0
  • レンジ幅: 6.0
  • トラップ
    • 通貨量:  1,000
    • トラップ幅:0.1
    • 利確幅:  0.5
  • 複利(順行ロング)ストップ
    • 攻撃的:  69.5
    • 現実的:  68.0
    • 非現実的: 55.0 ← 2020年1月に非現実的で建てないで73.5の接近ストップで行く方針とした。資金管理表の非現実的の枠をそれで利用している。
  • 複利(固定ショート)ストップ:77.0 ←2019年12月末に想定のレジスタンスラインを超えてきたので、76.3円⇒77.0円に変更

最大損失&必要資金

AUDJPYのリーマンショック時の最安値:約55円を想定した場合、本体のロング(74円、6万通貨)の最大損失は、(74ー55)×60,000=1,140,000円です。

証拠金分も含めて、ざっくり200万円入れて運用開始します。