くるくるワイド実験ノート(1週目)

最近読んだ「くるくるワイド投資術」という投資法を実験的にやってみることにしました。

こちらのブログ「美味しいスワップの受け取り方」の魚屋さんという方の著書&投資法です。ブログのサブタイトルに、「リスク管理、資金管理中心で利益を出していこうと言うブログ」とありますが、リスク管理、資金管理、建玉操作などが非常に良く練られて整理されていると思いました。

くるくるワイドには、はるきちが継続してきたリピート系の取引を含むこともあって、少し似たことを考えたことがあるのですが、くるくるワイドでは段違いに良く整理されていて、感心することが沢山ありました。

前回、FXのトレードでもう少し相場観を鍛えて、値ごろ感トレードから脱皮したいと思っていると書きました。それで、テクニカル分析によるトレード本をいろいろ本を読んだり、1つですがTwitterで活躍されているトレーダーさんの情報ノートを購入したりしました。この情報ノート自体は良かったと思います。それをベースにしたトレードでは、この1か月間で毎週黒字でしたので。

ただ、チャートを見る時間が増えすぎて、ゆったりトレードするというところから離れてきたように感じていました。そこに、リスク管理、資金管理が中心の安心感+程よい裁量トレードといった「くるくるワイド投資術」がヒットしたようです。楽しみながら覚えて行こうと思います。

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初期設定

初期設定リスト

初期設定項目ですが、以下の通りにしました。
豪ドル円は、ずっと取引していて慣れているということもありますが、8月を底に反転してきている想定です。ちょっと下げて上がるといいなという感じでした。

  • 通貨ペア:豪ドル円(AUDJPY)
  • 方向:  ロング
  • 本体通貨量:60,000
  • 本体建値: 74.0
  • ゴール:  80.0
  • レンジ幅: 6.0
  • トラップ
    • 通貨量:  1,000
    • トラップ幅:0.1
    • 利確幅:  0.5
  • 複利(順行ロング)ストップ
    • 攻撃的:  69.5
    • 現実的:  68.0
    • 非現実的: 55.0
  • 複利(固定ショート)ストップ:76.3

AUDJPY日足チャート(12/15、Tradingviewより)

  • 黄色の縦線:    12/10に開始日
  • 黄色の2本の水平線:74円がスタート、80円がゴール
  • オレンジ色の点線: 過去チャートから想定したサポート、レジスタンス帯

最大損失&必要資金

AUDJPYのリーマンショック時の最安値:約55円を想定した場合、本体のロング(74円、6万通貨)の最大損失は、(74ー55)×60,000=1,140,000円です。

証拠金分も含めて、ざっくり200万円入れて運用開始します。

今週の状況

今週のチャート

AUDJPY1時間足チャート(12/15、Tradingviewより)

今週の動き

  • レートの推移
    • 10日夜の開始時の想定は、一定期間は下げてからの上昇をイメージ
    • 実際には、ブレクジットや米中貿易合意のためか、本体ポジを建ててしばらくしてから一方的な上昇が始まる
    • 13日の夜から下落
  • ヘッジT
    • 積極的にヘッジTという書籍の教えに従って、翌日11日よりヘッジT開始
    • 当初は2回成功
    • その後上昇を警戒して通貨量を分割して実施するも2件は塩漬け
    • 想定の76.1抵抗帯近くまで来たら、残りの通貨量でヘッジT再開と思っていたが、寝ているうちに下げてしまう
  • トラップ
    • 新規約定21件、決済6件(確定益 2997円)
    • 一方的上昇で、まったく決済がなかったが最後の下げで6回決済される。
  • 複利固定ポジ
    • 当初のヘッジTの成功益と本体の仮想化益により3000通貨建てる。
      ストップは、76.3。
  • 複利順行
    • 週末までトラップの決済がなかったので、設定無し。

損益、ポジション状況

リスク管理、資金管理が重要ということで、エクセルで管理するためのシートを作成中。

だんだんわかってきたような気がしているので、以下2点を目標にシートをアップデートしていく予定。

  • できるだけダウンロード可能な情報から、アクションやリスク/資金管理に必要な数値を出せる
  • この実験ノートでの振り返り、次週の作戦の更新が楽に実施できるようにする

損益状況@1215

ポジション状況@1215

来週の予定

  • 76.1が抵抗帯となるのか確認して、ヘッジTを仕掛ける。
  • 複利固定ポジはストップが近づいてたてやすくなっているので、ヘッジTの益で積極的に建てる。
  • トラップ益で、複利順行を建てる。