くるくるワイド実験ノート(2週目)

最近読んだ「くるくるワイド投資術」という投資法を実験的にやってみています。経験が重要そうなので、ノートに記録&作戦を考えながら進めます。

くるくるワイドは、こちらのブログ「美味しいスワップの受け取り方」の魚屋さんという方の著書&投資法です。

初期設定については記事の後半&設定時の状況はこちら

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今週の状況

振り返り

これまでの損益は、確定損益:8,901円 評価損益:44,614円です。

グラフでは、AUDJPYレートも併せて入れています。ポジションは、本体の買いが最大なので評価損益はレートの上下と連動しています。

既に、ヘッジTがすべて塩漬けになっているので、レートが上がっている限りやれることはあまりないのですが、評価損益が上がっていくなら気持ち的に楽ですね。レートがうねることで、トラップが利益を生んでくれるなら複利順行を増やして、ゴール時の利益をかさ上げすることができそうです。

ただ、ポジションは、買側である本体が60,000通貨で、売側の主なところだとヘッジTがその約半分、トラップはゴール時にはやはりその半分まで増加しますので、徐々にレート上昇による評価損益の上昇幅は減ってくるはずです。

損益状況とレート推移グラフ(損益は利用口座(マネパ、FXTF)の週末時点の数字)

チャートを見ると、スタート74円~ゴール80円の中では3レンジを想定していましたが、これまでは下段レンジの中での推移です。

AUDJPY日足チャート

次週に向けて

ヘッジTの資金枠を使い切っている&ポジションも塩漬け状況のため、待ちのスタンスです。

書籍では引用した部分のように、下落耐性を強化するためにヘッジTはできる限り継続するということです。ですので、トラップが稼働して利益が出た場合は、トラップ益で複利順行を建てるというのが基本ルールですが、それを使って「ヘッジTを実施する」or「複利固定P(売側)を建てる」ことも考えようと思います。

「くるくるワイド投資術」より

  • 「ヘッジトレードをノルマ化しよう...私の場合、毎日の生活の中で1日4回ヘッジトレードをノルマ化しています。」
  • 「本体益とトラップ損の差益がない場合...ヘッジトレードができる量はゼロになってしまい、攻撃力が下がる状況に陥ってしまういます。対策として、ヘッジトレードはどんな状況でも継続するために、最低量を決めて行います。

資金状況@20191222(損益はポジションリストと現在レートより計算&未決済ポジションのスワップ額含まず、なので損益グラフの値と異なる)

トラップの利確幅は、今回50Pipsにしています。トラリピの経験則だとOKなはずですが、トラリピより手間がかかる分、決済が少ないと焦れるところがあります。もう少し狭い方が、精神衛生上は良いのかもしれません。

トレード状況@20191222

トレード日記

随時記載していきます。

2019/12/16

  • ヘッジT
    • 既に2万通貨塩漬け状況だが、ヘッジTは積極的にということで可能な通貨量でチャレンジ、
    • 計算したところ1.4万通貨可能。
      売@75.3くらいでエントリーしてのチキン利確が2件。その後の3回目のエントリーで塩漬けとなった。
    • ヘッジTは、合計3.4万通貨塩漬け。
  • 複利順行
    • 余力計算の結果を見て、攻撃的複利200通貨、現実的複利200通貨を建てる。
    • 今回、マネパFXNanoとFXTFを使っていて、マネパは100通貨から建てられるので、まずは建ててみた。

2019/12/17

  •  状況認識
    • 先週、74円近辺から一気に76円近くまで上げた後、75円まで下落。
    • しばらくは、74.4-76.15くらいのレンジ内で動くと想定。
    • ヘッジTがすべて塩漬けになっていて取引する余力無し。ただ、1.4万通貨分の利確レートが75.177なので、もう少し下げての復活を期待。
    • 裁量をする余力無しなので、トラップが稼働したら複利順行を細かく建ててみたい。
  • 取引状況
    • トラップ 新規0件、決済2件
  • 資金管理、ポジ管理シートの作成
    • マネーパートナーズFXnanoの口座の約定履歴を取り込んで、エクセルで余力管理やポジ管理をするシートを作成した。
    • くるくるワイドの手法を多少はしょっている部分もあり、実験しながら必要な形にアップデートしていく予定。

資金管理表、損益状況や右下の引当額、余裕額、可能通貨量を確認しながら進める予定。

資産状況20191217

ポジション、トレード状況は、マネパFXNanoの約定履歴から作成。評価損益、確定損益、引当コストは、ここから持ってくる。

ポジション、トレード状況20191217

2019/12/18

  • 取引状況
    • ヘッジT 1件 13000通貨@74.990
      75.0で折り返すかと思って指値で仕掛け。そのまま超えて現在は75.1くらい。
      復活を期待。
    • トラップ 新規0件、決済1件
    • 複利順行(攻撃的)1件 200通貨@75.009
      トラップの17日、18日の確定益(1500円)を利用

2019/12/19

  • 資金状況、損益状況
    • 現在、レートは約75円とスタート時から1円上昇の状況
    • トラップは、これまで新規23件、決済9件で 確定益4,479円
    • ヘッジTは、新規8件、決済5件 確定益4,402円 33,000通貨が塩漬け中
    • 複利順行 攻撃的400通貨、現実的200通貨、非現実的 0通貨
    • 複利固定P 3000通貨

ヘッジTは、枠をほぼ使い切っていて塩漬け状態なので、74.89まで下がっての復活待ち。管理表では、複利に使える余裕額が2,360円なのでもう少し溜まるのを待つ。

当面待ち、手段が直ぐには見当たらない。

資金状況20191219

初期設定

初期設定リスト

初期設定項目ですが、以下の通りにしました。
豪ドル円は、ずっと取引していて慣れているということもありますが、8月を底に反転してきている想定です。ちょっと下げて上がるといいなという感じでした。

  • 通貨ペア:豪ドル円(AUDJPY)
  • 方向:  ロング
  • 本体通貨量:60,000
  • 本体建値: 74.0
  • ゴール:  80.0
  • レンジ幅: 6.0
  • トラップ
    • 通貨量:  1,000
    • トラップ幅:0.1
    • 利確幅:  0.5
  • 複利(順行ロング)ストップ
    • 攻撃的:  69.5
    • 現実的:  68.0
    • 非現実的: 55.0
  • 複利(固定ショート)ストップ:76.3

最大損失&必要資金

AUDJPYのリーマンショック時の最安値:約55円を想定した場合、本体のロング(74円、6万通貨)の最大損失は、(74ー55)×60,000=1,140,000円です。

証拠金分も含めて、ざっくり200万円入れて運用開始します。