くるくるワイド実験ノート(26週目-最終週)豪ドル円⇒全決済しました

最近読んだ「くるくるワイド投資術」という投資法を実験的にやってみています。経験が重要そうなので、ノートに記録&作戦を考えながら進めます。

くるくるワイドは、こちらのブログ「美味しいスワップの受け取り方」の魚屋さんという方の著書&投資法です。

初期設定については記事の後半&設定時の状況はこちら

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最終週の状況

くるくるワイド豪ドル円は、6月3日に全決済しました。

それと前後して、FX関連で残っていたポジションは一旦全部決済してしまいました。

  • くるくるワイド 豪ドル円ロング 2019/12/10~ (マネパ)
  • くるくるワイド 加ドル円ロング(記事はこちら) 2020/03/10~ (マネパ)
  • トラップリピート 加ドル円ロング (マネパ)
  • いろいろなロングポジション

このところ仕事が忙しいを理由にしてきちんとポジション状況の確認やノートの更新ができていなかったのですが、なぜか円安傾向で評価損益が改善してきているのはわかっていました。

仕事忙しい逃避モードでFXのやる気がなかったこともあり、6月2日深夜にマネパのポジションを見た際に、豪ドル円と加ドル円のポジションサマリがプラスに転じているのを見て、理由のわからない円安でいる反転するかわからない恐怖&ずっとマイナスだったのがプラ転したところで一旦決済したい衝動もありマネパでは全決済。その他のいろいろロングポジションも前後して決済してしまいました。

決済直前のマネパポジション

ということで26週目で、このくるくるワイド 豪ドル円ロングは終了です。

振り返り@20200607

20200607時点の損益は 確定損益:-30,324円 評価損益:0円 総計:-30,324円

前回振り返り以降の(0511-0603)のトレードは、以下の通り。確定損益にはスワップを含みます。
・トラップ 新規売 6件 決済買 19件 確定損益:▲108,349円
・ヘッジトレード 決済買 10,000通貨:▲97,146円
・複利順行 決済売 4,100通貨:35,355円
・本体 決済売 60,000通貨:49,644円

日足チャートです。

AUDJPYチャート 日足@20200607

日足チャートで、スタートから簡単に振り返ってみます。

20191210に豪ドル円73.9からスタートして、すぐに上昇したことで利が乗る形になりました。その後、74円を挟んで上下する展開が続きましたが・・・・

20200220から逆行が続きました。ただ、ヘッジトレードをうまく仕掛けることができずに、逆行をうまく追いかけることの難しさを実感したところでした。

最安値は3月19日の59.8円。当初設定した、複利順行のストップは、攻撃的:69.5円、現実的64.0円、非現実的:55.0円ということで、当初が順調だったこともあり、複利順行を攻撃的と現実的中心に建てていたこともあり、大半がロスカットとなりました。

また、この間にトラップの追っかけや仮想建値の切り下げ、ゴールの変更などの対応をしていきました。現状のゴールは82.2円となりました。

20200319以降は、今チャートを見ると上昇トレンド、しかも6月に入ってからは強い上昇でしたが、常に再度の逆行の恐怖感を感じながらチャートを見てきました。

20200602に大きな陽線が出たのを見た際に、このくるくるワイドの豪ドル円ロングはマイナスなのですが、マネパの加ドル円と合わせてプラ転してきたのを見て、一旦決済することにしました。

その後も上昇し続けていて、週末には76.6円まで来ているので、維持し続けられれば良かったのですが、長期で持っていたロングポジションは、豪ドル円、加ドル円だけでなく全部決済しました。

損益状況

20200607時点の損益は 確定損益:-30,324円 評価損益:0円 総計:-30,324円

損益状況とレート推移グラフ(損益は利用口座(マネパ、FXTF)の現時点の数字)

資金&ポジション状況

直近の資金状況は、確定損益部分しか意味はありません。トータルでは、▲30,342円です。
ポジション&トレードの表は、全トレードの記録を載せています。超長い図表ですみません。

資金状況

ポジション&トレード状況(全トレード分)

これまでやってきて

半年間やってきた結果はマイナスですが、くるくるワイドの考え方の理解は進みました。

最終的にゴールに達すればプラスになるように建玉を管理し、その間の値動きのうねりを利益に上乗せて行くという、くるくるワイドの手法についての理解は進みました。少なくともはるきち自身はそう理解しました。

一方で、逆行に立ち向かうヘッジトレードについては、うまくできなかった(苦手な)領域と感じました。仕事をしながらだと、はるきちの集中力だと難しいかもしれません。

そんなこともあって、ヘッジトレードをしない簡易くるくるワイドを考えてみて、3月から加ドル円ロングで始めました。ブログに残す元気がなくて書いていませんでしたが、全体のまとめは残しておこうと思います。こちらは、始めたタイミングが良く、幸いプラスで終えることができました。

ヘッジトレードをしないと割り切って、ある程度の逆行分を織り込んでトラップを仕掛ける設計にしてみたので、こちらの方がはるきちのトレード技量にあっているかもしれません。

くるくるワイド(もしくは簡易くるくるワイド)は、またタイミングを見て仕掛けてみたいと思います。

初期設定

初期設定リスト

初期設定項目ですが、以下の通りにしました。
豪ドル円は、ずっと取引していて慣れているということもありますが、8月を底に反転してきている想定です。ちょっと下げて上がるといいなという感じでした。

  • 通貨ペア:豪ドル円(AUDJPY)
  • 方向:  ロング
  • 本体通貨量:60,000
  • 本体建値: 74.0
  • ゴール:  80.0
  • レンジ幅: 6.0
  • トラップ
    • 通貨量:  1,000
    • トラップ幅:0.1
    • 利確幅:  0.5
  • 複利(順行ロング)ストップ
    • 攻撃的:  69.5
    • 現実的:  68.0
    • 非現実的: 55.0 ← 2020年1月に非現実的で建てないで73.5の接近ストップで行く方針とした。資金管理表の非現実的の枠をそれで利用している。
  • 複利(固定ショート)ストップ:77.0 ←2019年12月末に想定のレジスタンスラインを超えてきたので、76.3円⇒77.0円に変更

最大損失&必要資金

AUDJPYのリーマンショック時の最安値:約55円を想定した場合、本体のロング(74円、6万通貨)の最大損失は、(74ー55)×60,000=1,140,000円です。

証拠金分も含めて、ざっくり200万円入れて運用開始します。