折り返し人生入門

はじめまして、はるきちです。

折り返し人生入門ということで、ブログを書いていこうと思います。

今回は、後段の自分語りが長くなってしまいましたが、折り返し人生に向けて、考えること、実行することを先送りせずに進めるペースメーカーとして書いていきます。

折り返し前のこと

昭和40年生まれの52歳、普通の会社員ですがもう役職定年も近い時期になりました。
すこし前に会社で「ライフプランセミナー」なる、定年後のことをそろそろ考えるように促すセミナー(最近読んだ雑誌では、「たそがれ研修」とも呼ばれて、各社で実施されているそうです)を受けました。セミナーでは、へぇぇと思わされる部分や軽くショックを受けるようなところはありました。ですが、それだけだったら喉元過ぎれば熱さを忘れる性格なので、なんとく会社の路線に乗って気が付くと役職定年(あと一年半のようです)の日を迎えてしまっているような気がします。

私の会社人生にとっては、4年前の異動がやはり契機だったように思います。同期や同僚からは、業種、業界が変わることもありますが、異動先の組織の雰囲気が合わないのではないかということは言われました。正直もう決まっているようなところもあったし、それまでいろいろな部門で仕事をしましたが何かしらの貢献できてきたという気持ちもありました。
実際には、本当に同じ会社であってもお客様との関係はまったく違いました。それよりなにより、そこでは組織文化や仕事の進め方がまったく違っており、息苦しい気持ちでの仕事が続きました。長年培われた仕事に対する文化、コミュニケーションのプロトコルになじめませんでした。
石の上にも三年と、少なくとも2年は頑張るとの思いで動いてきたものの、2年たってもよそ者間は拭えません。その後も、郷に入っては郷に従えの気持ちで仕事を続けてきましたが簡単に叶うものでもなく、気が付いたら夜眠れなくなってしまっていました。ここ2~3年は、寝ても直ぐに目が覚めることが続き、3時間以上続けて眠れた記憶がありません。

その異動の前までは「どこに行っても何かできる」と思っているところがありました。ですが、そんなことはなかったです。
仕事が苦しい状況をなんとかするにはやり切るしかない、率先してやることで同僚、部下ともいっしょに進めたいと思いながら続けてきたのですが、なかなか変えられませんでした。段々とこの苦しい仕事を後何年続けるのか、何か意味があるのかとの考えが浮かんでくるようになりました。

折り返し人生入門

ネットで早期リタイアというブログを見たことも影響受けたと思います。折り返し人生の生き方をいろいろ考えるようになりました。それも順調とは言えない仕事の状況もあったことで初めて考え始めたことなので、何年か先にそれも良かったと言えるようにしたいと思います。

眠れない&苦しいと呟く様子をいつも見ていた妻から半年くらい前に、「もうやめてもいいよ。体を壊したら元も子もないから。」と話がありました。それまでは、一番下の子(中学一年生)が大学卒業するまでは仕事を続けてだったのに。
私は勝手に早期リタイアにOKが出たと受け止めていましたが、妻の思いは多少違っていたかもしれません。一昨日、週刊ダイヤモンドの「定年後の歩き方特集(2017/09/02)」を読んでみてと渡されました。この特集での定年後の成功方程式は「生涯現役」だそうです。

何が正解かわかりませんが、これまで役職定年に向けてしっかり考えたことがなかったので、向き合って整理したことをブログに残しながら考え、実行を進めていきたいと思います。
基本的には、先送り性格の自分のためのペースメーカーのつもりですが、どなたかの目に触れて参考になれば幸いですし、わからないこともそのまま書こうと思っているので、教えていただければうれしいです。

はるきち