異通貨間での鞘取りとして、PLNJPY(ズロチ円)とEURJPY(ユーロ円)が面白そうだということで、さっそくやってみました。
その取引のポイントについては、まとめ記事を参照してください。
ポーランドズロチ円とユーロ円での鞘取り研究 ~そのポイントと方法
Contents
ポジションと損益状況(2018/11/03時点)
くりっく365のポジション、損益状況
fxプライムbyGMOでのポジション、損益状況
全体状況
PLNJPY(ズロチ円)とEURJPY(ユーロ円)は、GMOクリック証券【くりっく365】 とFXプライム byGMOの2か所でやっています。ズロチがマイナーな通貨なのと、スワップポイントの状況から、この取引を実行するならこの2業者さんに絞られます。
まとめ記事に書いていますが、ズロチ円とユーロ円の鞘取りは、ユーロ円とズロチ円の比率を4.25(17÷4)を目安にしていて、ユーロ円売を4単位、ズロチ円買を17単位を1セットにしています。
- 取引状況
- 10/12にくりっく365で、ユーロ円売を8万、ズロチ円買を34万でスタート
- 10/25にfxプライムbyGMOで、ユーロ円売を8万、ズロチ円買を34万を追加
- 10/29にくりっく365で、ユーロ円売を4万、ズロチ円買を17万を追加
- ポジションと収益状況
- 合計 ユーロ円売:20万 ズロチ円買:85万
- 損益 スワップ:16,867円 評価損益:13,342円 ⇒ 合計30,209円
- 証拠金 くりっく365:2,000,000円 fxプライム:1,500,000円
※損益状況により、証拠金は追加する予定ですので参考値としてみてください。
まとめ
良いところ ⇒ スワップ快調
後半のポジションを見ていただくとわかりますが、売買の両側でスワップがプラスになっています。この取引のおいしいところです。現在のそれぞれのスワップは以下の通り。
- くりっく365: ユーロ円売:7円 ズロチ円買:12円 (1万単位当たり)
- fxプライムbyGMO: ユーロ円売:3円 ズロチ円買:15円 (1万単位当たり)
捕らぬ狸の皮算用ですが、月に36,900円のスワップでこのまま行けば結構おいしいポジションとなりますが、どうなるか楽しみです。
要注意点 ⇒ 評価損益は大波小波、ポジる際にはPLNEURを確認
今回、評価損益もプラス時点での記事になったのですが、実は直前まで結構マイナスになっていました。直近で最大では20万円くらいマイナスになっていたように思います。10月末としてもまとめも、「スワップ好調だけど評価損益は大きくマイナス、だけどそんなに心配していなくて、長い目で見て評価損益がプラスのところで決済していく予定」みたいに書く予定でした。
それで、どうするのが良いのですが、章題に書いた通り「評価損益は大波小波、ポジる際にはEUR/PLNを確認」です。
図は、Investing.comでのEUR/PLNのこの1か月のチャートです。赤丸のあたりで、ポジションを建てています。
まとめ記事に書きましたが、この取引にはスワップの鞘を狙いと値動きの鞘を狙いの2つの視点が必要です。値動きの視点とは、割高な方を売り/割安な方を買うです。
ユーロ円売、ズロチ円買のためには、EUR/PLNが高い状況でポジションを持つ方が良いということになります。
これまでの状況は、
10/12にポジってすぐに評価益となり、EUR/PLNが戻ってきた10月後半で追加ポジションを持ったが、さらに上がって月末時点では評価損が出た。ただ、この週末にかけてEUR/PLNが下がったことで少し評価益の状況になる。
といった感じです。
直近1か月で見ると上記の通りですが、この1年間をはるきち謹製のゆったりFXダッシュボード(価格を平均と標準偏差で正規化、左軸の0が平均値)で見るとオレンジのラインは、この半年は平均以上のラインにあります。
長期の目、短期の目を持ってポジるタイミングは判断ですね。
はるきち
ズロチ円とユーロ円での鞘取り向きFX業者
ズロチがマイナー通貨なので、取り扱いがありスワップが有利なのは以下2つです。